面白ヨーロッパの歴史「ランゴバルド」その2
ゲルマン人に対するローマ人の反撃は東ローマ(ビザンツ)帝国にユスティニアヌス1世(在位527~565年)が登極するとともに開始された。
ユスティニアヌスは東ゴート王国、ヴァンダル王国を滅ぼしたうえ西ゴート王国からはアンダルス地方を奪い、地中海を再び「ローマの海」と化すことに成功する。
ところが、この覇権は束の間の夢と終わってしまった。
ユスティニアヌスの崩御から3年後の568年、ランゴバルド族によってビザンツ帝国は北イタリアの大半を奪われてしまったのだ。
ランゴバルド族は紀元前後にはエルベ川下流左岸に居住。
5世紀初頭に南下をはじめ、6世紀初頭からは現在のハンガリーの地に居住、その後アジア系遊牧民アヴァールに押されるかたちで(あるいはアヴァールと共同戦線を組んで)北イタリアまで移動。