最近気になる世界の「ジュエリー」その4
もうひとつの特徴は色石の多用だが、東方諸国との交易がコンスタンチノープルを経由して行われた結果であろう。
色石は帝室の人々の衣服に縫い込まれたりもして使われ、七宝とあいまって、ビザンチンのジュエリーをこの上なぐカラフルなものにしている。
西ローマ帝国がゲルマン民族大移動によって大きく破壊されたのに比べて、ビザンチン文化はまったく新しいものは創造しなかったが、ギリシャ・ローマの古典的な色彩を保持して後世に伝えたこととなり、西欧の中世やルネサンスにまで大きな影響を与えた。