物怪
「祈疇の効果と『物怪』の存在の証しが、『愚坐』への転移による顕現・可視化で成就される。
すなわち、人びとは『愚坐』の上に生じた変化と『物怪』の託宣を目撃することにより『物怪』の存在を確認し、また『物怪』をより顕現化されたものへと変えさせた祈薦の力を信じることになるのです。
またそれを経ることで、人びとは『物怪』に対して何らかの処置やコントロールが可能になったわけである」(『愚霊信仰論』)。
そうだとすると、逆に、依りましを使わない愚きもの落としをする愚依呪術者がいるのはどうしてなのでしょうか。
たとえば、安倍晴明のような陰陽師や近現代の多くの霊能者は依りましを使わない。
これには二つの理由が考えられる。
一つは、愚かれた者、あるいは霊能者自らが依りましの役割を果たしているということです。
このような場合では、霊能者が愚かれた者と問答をしたり、霊能者がトランス状態になって託宣をしたりして、愚霊の正体を明らかにする。
もう一つの理由は、陰陽師などは占いによって愚霊の正体を知ることができるということです。
先のいざなぎ流陰陽道の祭文でも、唐土じょもんは祈禧に先立って占いをしています。
話が横にそれたが、霊は愚くものだという考えこそが、日本の愚依呪術の根底をなしているのです。
話は変わりますが、占いに凝っている友人が電話占いならココだと言うので、利用してみようと思いました♪